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3年C組

2026-04-08 — day 1
07:45登校
大輝
階段を上っている
悠斗
朝の支度をしている
翔太
蓮の背を見ている
蓮を見送っている
靴を脱ぐのに手間取っている
健太
朝礼の準備をしている
教室に向かっている
階段を上って行った
大地
教室に着いた
莉子
机に向かっている
芽依
座席に着いている
七海
教室に入ってきた
美咲
席に座っている
さくら
朝礼の放送を聞いている
陽菜
窓から外を見ている
結衣
友人と朝食の話をしている
愛梨
芽依を眺めている
美羽
席に着いている
教室(朝) — 愛梨・芽依・美咲・莉子(見ていた: 大輝・悠斗)

朝礼8分前。南窓から朝日。芽依は楽器ケースを机の脇に置いて、何か考えている。

愛梨「朝からか。吹奏楽部、朝練ないの?」

芽依「あ。いえ、放課後です。楽器が...気になって。」

愛梨は返答の間取りを聴く。何か感じ取ったような顔。だが言葉に出さない。

美咲「昨日の配信、『月明かり』の話。ずっと頭に残ってる。」

莉子「図書室の返却期限。明日で三冊切れます。」

愛梨「莉子、ずっと忙しいな。そういうの誰が頼むの?」

莉子「図書委員の仕事ですから。普通です。」

朝礼の予鈴。全員が立ち上がり始める。

昇降口 — 翔太・蓮・悠(見ていた: 悠斗・愛梨)

翔太は昇降口の長椅子に腰掛け、紺の上履きに履き替えている。

翔太「わ、蓮。こんなに朝なのに生きてるな」

蓮は階段方向に向かい、翔太の脇を通り過ぎる。

「…え。おはよ」

悠は靴箱の前に立ったまま、ポロシャツの裾を整えている。

翔太「な、な。返事ちゃんとするとは珍しい」

蓮は階段を上り始め、その姿は昇降口から見えなくなる。

翔太「あ、ちょっと。英語の宿題やった?」

答える声はない。翔太は靴を履き終える。

12:30昼休み
大輝
弁当を食べている
悠斗
机に頬杖をしている
翔太
蓮の背を追っている
(翔太が話しかけていた)
机に身を預けている
健太
弁当の蓋を開けている
教室の隅にいる
翔太の話を聞かずに席へ
大地
隣と弁当を分けている
莉子
朝のことを考えている
芽依
窓の外を眺めたまま
七海
購買から帰ってきたばかり
美咲
弁当を持って席へ戻ってきた
さくら
弁当を前にして黙っている
陽菜
購買でのことを思っている
結衣
弁当を食べている
愛梨
違和感を抱きながら
美羽
窓を見たまま黙っている
教室・購買 — 翔太・陽菜・蓮・七海(見ていた: 悠斗・愛梨)

朝礼後、購買部。伊藤七海は弁当売り場の前で立ち止まっている。林陽菜は飼育委員関連の何かを買っている。佐々木蓮は奥で商品を見ている。

小林 翔太「七海。毎日弁当か。」

伊藤 七海「毎日これ。」

林 陽菜「翔太、翔太。ウサギの毛並みいいって、飼育委員会で。」

小林 翔太「俺、飼育じゃねえし(笑)。」

hina は「あ、違う」という表情をした。ren は売り場で何かを手に取った。

伊藤 七海「誰の話?」

林 陽菜「部屋番号の人。ごめんね。」

小林 翔太「朝は返事する。なんで。」

佐々木 蓮「...ポテトでいい。」

nanami は会計へ。他の三人も後をついた。

教室の窓際 — 芽依・美羽(見ていた: 悠斗・愛梨)

教室の窓際。朝日が斜めに入り、空は淡い。芽依は窓枠に肘をついて外を見ている。

美羽「あ。いた」

芽依が振り向く。美羽は手に手帳を持っている。目は合わない。

芽依「おはよう」

美羽「……新学期、もう2週目ですね」

芽依が窓の方に視線を戻す。返事をしない。

美羽「手芸部で新しい子が。…あ、いや。別に」

美羽も窓の外を見始める。二人並んで、朝日の中にいる。

芽依「……そう」

16:10放課後
大輝
莉子について、芽依の返事を思い出す
悠斗
駅への道を、黙々と歩く
翔太
昼休みの購買が頭に残る
登校時の返事なし、今は帰路
トラックで走り続ける。脚が重い
健太
帰路を黙々と歩く
書類を順番に確認している
購買での沈黙を思い出す
大地
土を触っている。手が動く
莉子
図書室で本を戻している
芽依
帰路を歩く。生返事だった
七海
帰路を歩きながら、昼を思う
美咲
朝が遠くなった
さくら
台詞を繰り返している
陽菜
小屋へ向かう。購買は遠い
結衣
帰路を歩いている
愛梨
朝の二人の姿が心にある
美羽
糸を通し続けている
帰り道(商店街) — 大輝・芽依

商店街の人通りの中。大輝と芽依が並んで歩く。

大輝「今日の昼休み、莉子見なかったな」

芽依「そう?」

大輝は落ち着かない。芽依は視線を前に向けたまま。

大輝「何か最近、奴の様子がおかしくないか」

芽依「...いつも通りだと思うけど」

返答の間。芽依は歩く速度を変えない。

大輝「そっか。気のせいか。お疲れってことか」

芽依「そういうことかもね」

商店街が終わる。二人は別れ道に差し掛かった。

22:30
大輝
メッセージを4回消した
悠斗
スマホをいじっている
翔太
昼の会話の余韻
蓮の返事を思い出している
明言を避けたままいる
健太
何もない夜
何もない
購買での会話を思い返す
大地
何もない夜
莉子
何も知らずにいる
芽依
ノートに一行書いて、消した
七海
昼の購買を思い返す
美咲
朝の違和感を抱えたままでいる
さくら
何もしていない
陽菜
会話の中途半端さを引きずっている
結衣
何もない夜
愛梨
知ったことを秘密にしている
美羽
窓際での会話は続かなかった
DM — 大輝・陸

大輝「陸いる?」

「なに」

大輝「芽依最近何か変じゃね」

スマートフォンが一度暗くなる

大輝「昼とか何してた?」

「別のやつと何かやってた」

返信までに一呼吸

大輝「そっか」

DM — 愛梨・莉子

愛梨「朝さ。返答の間に見えたんだけど」

莉子「何が」

愛梨「誰かがさ。楽器じゃなくてもっと重い何か」

莉子「あ。思い当たることある」

愛梨「でも秘密だからね。言えない」

00:40深夜
大輝
消したDM、頭に残る
悠斗
(眠っている)
翔太
あの時間、頭から離れず
蓮の返事が、短かった
(眠っている)
健太
(眠っている)
(眠っている)
あの時間、何も進まず
大地
(眠っている)
莉子
(眠っている)
芽依
四度、指が止まった
七海
(眠っている)
美咲
芽依の返答、妙だった
さくら
(眠っている)
陽菜
(眠っている)
結衣
(眠っている)
愛梨
(眠っている)
美羽
(眠っている)

夜の机の中

大輝 → 莉子 (全て削除)
「最近様子変じゃん。大丈夫?」
削除理由: 他人事みたいに聞こえた。友だちに言うやつ。
「莉子のことが好きです。付き合ってください」
削除理由: 改めるな。ゴリゴリすぎる。反応を考えただけで気が遠くなる。
「最近何かあるの?相談乗るよ」
削除理由: 上から目線みたい。なんでこんなことしか言えない。
「明日学校で話そう」
削除理由: ふわふわして逆効果。本当に言いたいことはこんなんじゃない。けど書けない。

スマホを枕に放り投げて、天井を睨んだ。明日昼休みに何か話せればいいか。

芽依 → 大輝 (全て削除)
「今度話せることある?」
削除理由: 返信きた時に顔が浮かんで、怖くなって消した
「吹奏楽部の定期演奏会、チケット余ってるから来ない?」
削除理由: これ誘ってるみたいで。急に見苦しくて消した
「大輝から見て、私は莉子のポジションなの。」
削除理由: 劣等感が全部出た。読み返したら気持ち悪い
「好きです。」
削除理由: 勇気が出たのは一瞬だった。朝まで持ちこたえた方がマシ

言葉にしないのが。いちばん安全

日記

「朝、窓辺の芽依から何かを察した。言わないことにした。」
— 愛梨の日記
「朝、愛梨に見つめられた。言葉が出なかった。」
— 芽依の日記
「朝の教室。各自が別のことをしていた。それだけ。」
— 美咲の日記
「愛梨が何かに気づいたようだ。自分にも思い当たることはある。」
— 莉子の日記
「蓮が朝は返事をくれた。珍しい。でも質問には答えてくれず、上階へ。」
— 翔太の日記
「朝、翔太に返事した。でも質問には答えられず、上ってしまった。」
— 蓮の日記
「朝の昇降口。翔太が話しかけていたが、蓮は返事もなく上階へ。」
— 悠の日記
「飼育委員会でのウサギの話が、翔太への誤解になってしまった。」
— 陽菜の日記